HOME >> FLE先進事例 >>

アメリカのFLEとグループワーク
>> カナダのノーバディズパーフェクト
ニュージーランドのコーヒーグループなど
台湾の家庭教育と韓国の健康家族支援
香港の総合家族サービスセンターと美食科学
フィンランドの子育て支援
フィンランドのネウボラ
  
 
カナダのノーバディズパーフェクト

 正保は、2006年、KRC「子育て研究リソースセンター」(http://www.geocities.jp/kosodateken)において、カナダで生まれた親教育プログラム Nobody's Perfect( 完璧な親はいない )のファシリテーター養成講座を受けました。

 KRCによれば、NPプログラムのねらいとするものは、自分のやりかたで、安心して、親としての自信をつけていくものです。

@ 子どもの健康や安全、しつけについて学び、親としての自信をつける。
A 価値観、考え方、やり方の押し付けをしないので、自分の判断で自分に合ったやり方を選択できる。
B 自分の今の子育ての方法を見直し、より高めるようにする。
また、新たな方法をも学び、実践できるようにする。
C 他の参加者と知り合い、子育ての悩みや不安を解決し、共有し合う。
D 他の参加者とのつながりを深め、援助し合える関係をつくる。

とされています。


 どのように行われるかというと、通常、10人前後の参加者グループで、1回およそ2時間の話し合いを原則として週1回、連続して6〜10回行います。
その回数は参加者やプログラムの必要に応じ調整することができ、その意味で柔軟なプログラムです。
参加者が話し合いに専念できるように、参加者の子どもには一時保育を用意します。

 参加者中心のグループ作りのために、NPプログラムは、参加者一人ひとりの価値観、主体性を何よりも尊重します。
そのため、グループへの参加者のそれぞれが、話しやすく、ためになる場、居心地のいい場、安全 ・安心な場になるように配慮しています。

@ 話し合いの具体的な内容は、参加者の要望と関心に合わせて計画する。
A 参加者自身の経験や体験を尊重し、興味のあることから始める。
B グループ内で守るべき約束事は参加者自身が決める。



 
















 
2005.9. in Canada



 
 all rights reserved.copyright (c) 2006 Shouho Masae's Lab