| 報告その1 ニーズ実現のための共同保育プログラムと参加者のリフレッシュ |
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【 背 景 】
--- 広島県福山市における子育て支援ニーズについて ---
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2008年度 日本家政学会中国・四国支部研究会における3本の発表 |
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( 福山市3歳児健診におけるアンケート結果にもとづく研究結果 ) |
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2009年度日本家政学会中国・四国支部研究会における1本の発表 |
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「 コミュニケーションとリフレッシュのためのプログラムと効果 」 |
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福山市保健所の3歳児健診の案内時にアンケートを同封し、健診時に回収。
| 調査時期 |
2008年7月〜8月 |
| 配布数 |
480 |
| 回収数 |
376 |
| 回収率 |
78.3% |
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| そのうち、回答者が母親で、育児不安項目(※1)に欠損のない、319票を分析の対象とする。 |
(※1)
<< アンケートにおける育児不安尺度 >>
| ◇ |
牧野カツコ(1982)「乳幼児を持つ母親の生活と〈育児不安〉」家庭教育研究所紀要,3,34-56
より参照 |
| ◇ |
「育児に関わるポジティヴな感情を問う6項目」、「ネガティヴな感情を問う8項目」
からなる不安尺度を作成 |
| (1) |
朝、目ざめがさわやかである |
| (2) |
考えごとがおっくうでいやになる |
| (3) |
生活の中にゆとりを感じる |
| (4) |
子どもがわずらわしくて、イライラしてしまう |
| (5) |
自分は子どもをうまく育てていると思う |
| (6) |
子どものことで、どうしたらよいか わからなくなることがある |
| (7) |
子どもをおいて外出するのは、 心配で仕方がない |
| (8) |
自分一人で子どもを育てている のだという圧迫感を感じてしまう |
| (9) |
毎日毎日、同じことの繰り返ししかしていないと思う |
| (10) |
子どもを育てるためにがまんばかりしていると思う |
<<育児不安得点 >>
上記回答結果を得点化し、育児不安得点として分析
| 平均得点 |
: |
2.492点 |
| 2.50点以上 |
: |
育児不安高群 |
| 2.49点以下 |
: |
育児不安低群 |
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| ◎ |
専業主婦の母親の育児不安が高く、有職の母親の育児不安が低いという結果は得られなかった。 |
| ◎ |
専業主婦の母親が感じる育児不安と有職の母親が感じる育児不安が異なる可能性が示唆された。 |
| ◎ |
育児不安の高低と育児リフレッシュとの関連はみられた。 |
| ◎ |
育児不安の高い母親は、とくに常時のリフレッシュを望み、テレビや飲食などによってリフレッシュを図る比率が高かった。 |
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| ◎ |
母親の職業の有無による育児不安のなかみの相違の検討 |
| ◎ |
有職の母親のタイムプレッシャを減少させる方策の検討 |
| ◎ |
専業主婦の育児不安を減少させるためには何が必要かの検討 |
| ◎ |
育児リフレッシュを政策的にどのように提供していくかの検討 |
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| ◎ |
1歳半健診時における調査 |
| ◎ |
2008年度の3歳児健診時との比較 |
| ◎ |
オリジナルプログラムの設計・実施 |
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【 目 的 】
地方中核都市である福山市において、このような育児ストレス・不安をもつ親たちのために実験的に、
母親同士のコミュニケーションとリフレッシュ、母子分離体験とを同時に得ることができるオリジナルのプログラムを設計・実践し、その効果を検討する。
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【 方 法 】
| (1) |
2008年度のアンケート結果に基づき、プログラムを設計する。 |
| (2) |
福山市内においてプログラムを実施 |
| (3) |
その際、
| @ |
全8回のうち第1回目にあらかじめ健診時と同様のアンケート調査に記入をしてもらい(プレアンケート・pre)、最終回にもう一度同じ内容のアンケートに答えていただき(ポストアンケート・post)、その変化を見る。 |
| A |
最終回にインタビュー調査を実施し、内的な変化や具体的な問題を聴きとる。 |
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【 結 果 】
プログラムを2009年春に2講座実施、秋に1講座実施
| @ |
ふくやま子育て応援センター |
: |
3組の親子 |
( 2009年春 ) |
| A |
駅家倉光コミュニティ |
: |
3組〜5組の親子 |
( 2009年春 ) |
| B |
ふくやま子育て応援センター |
: |
10組の親子 |
( 2009年秋 ) |
「ふくやま子育て5人組 ちぃと待ちょうてぇ」
↓
順番にリフレッシュとコミュニケーションをとる |
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