トラウマ・インフォームド・ケア

トラウマ・
ンフォームド
・ケア
トラウマ・インフォームド・ケア
メンタルな傷を負ったクライエントに傷に関わる情報を提供しつつケアをすること。そこで最も大切なことは,ケアラーとクライエントが「対等な関係」であることである。
最も大切なことは,ケアラーとクライエントが「対等な関係」であることです。対等な関係の中で,トラウマについて解消するための情報と指針が共有され,サバイバーが自分で自分をコントロールできると思えるところまでケアをしていくこと,これがトラウマ・インフォームド・ケア(本人にトラウマを伝えながら寄り添うこと)であり,その先にあるのがインフォームド・デシジョン・メイキング(今後の選択肢を提示しつつ自分で決めていくこと)です。
また,我が国においても,『トラウマインフォームドケア “問題行動” をとらえなおす援助の視点』などの著書を持つ臨床教育学の野坂祐子(2019)によれば,トラウマとは,「生命にかかわるような危機とそれがもたらす影響」を指し,トラウマ・インフォームド・ケアとは,「トラウマによって傷ついた自尊心は,トラウマを理解しケアしない限り回復しない,といった特徴を理解しながら関わるアプローチ」をいうということです。
性的虐待事例からのバックキャスティングにより構築する包括的性教育としての「親性教育」―トラウマ・インフォームド・ケアを手掛かりとして―
[著作]
単著
[発行年]
令和5年
[掲載誌]
家政学原論研究、No.57
[内容]
米国の性的虐待事例を記載している文献から、学校教育で何を教えるべきなのかを検討すると、包括的セクシュアリティ教育が欧米ではメジャーになってきていることが分かった。日本の学校教育では、保健体育の内容よりも広く、人権や親になっていくための教育も含まれ、家庭科教育の役割も大きい。